糖尿病だと口臭がひどい?どんな臭い?原因と対策

糖尿病だと口臭がひどい?どんな臭い?原因と対策|口臭ラボ

 

中高年だけかと思いきや、実は10代の若者でもなりやすいとされている糖尿病。
そんな誰でも身近にある糖尿病になると口臭がひどくなることをご存知でしたか?
今回は糖尿病が原因で口臭がひどくなる理由や、その予防法・対策をご紹介します。

 

なぜ糖尿病で口臭がしてしまうのか

 

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糖尿病で口臭が発生してしまうメカニズムとは、糖尿病患者特有の「ある物質」が体内に充満されることによるものなんです!

 

ここでは糖尿病患者にみられる特徴と、口臭原因になる物質について詳しくご紹介します。

 

アセトンが増えるから

糖尿病になると糖を分解してエネルギーを作ることができなくなり、その代わりに脂肪やたんぱく質を分解してエネルギーを作りだそうとします。

 

脂肪やたんぱく質が分解されるときの副産物として「ケトン体」という物質が生成されますが、このケトン体の中に含まれている「アセトン」という物質がきつい口臭の原因になっています。

 

アセトンの臭いは「果実が腐ったような」甘酸っぱい腐敗臭が特徴的で、「アセトン臭」とも呼ばれています。

 

このアセトンは血液を介して全身に運ばれるため、口臭だけでなく体臭や発汗などからもアセトン臭を発生させてしまうというわけ!

 

ドライマウスになりやすくなるから

糖尿病の自覚症状として挙げられることが多い「口の乾き」「のどが渇く」という症状ですが、これは糖尿病患者の「血糖値が上昇しやすい」「排尿量の増加」などによって引き起こされる、体内の水分不足が原因であるとされています。

 

血糖値が上昇すると多量の糖が血液中や尿に移行してしまうことで排尿量が増え、身体の中の水分量が低くなってドライマウスを引き起こしてしまいます。

 

本来、人の口内は唾液で潤わされていることによって清潔が保たれているもの。

 

しかし、ドライマウスによって口内が乾燥し唾液の分泌量が低下することで「細菌の繁殖」「歯周病菌の増加」につながってしまい、結果口内で口臭の原因となる「悪臭ガス」を発生させてしまうことに…。

 

「ドライマウス=口臭」と位置付けても決して大げさではないほど、口内の乾燥は細菌を増殖させてきつい臭いを出してしまうんです。

 

歯周病による口臭

先ほどもお伝えした通り、糖尿病になることで体内の水分量が低下してドライマウスになりやすくなります。

 

唾液分泌量が少なく、乾燥している口内では細菌の活動が活発になり虫歯や歯周病の原因になってしまうことも多いもの!

 

そして、このドライマウスは歯周病菌にとっても活動のしやすい環境なんです。

 

歯周病とは歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」という溝に細菌が感染して炎症を引き起こしてしまう病気ですが、歯周病になってしまうことで発生する「メチルメルカプタン」という物質こそが歯周病による口臭の原因なのです。

 

口内の細菌によって発生させられる悪臭ガスの種類には「硫化水素」という物質が挙げられますが、歯周病によるメチルメルカプタンの臭いの強さは硫化水素と比べ物にならないほど臭いといわれています。

 

歯周病になることは、口臭以前にも「歯茎から膿が出る」「最悪、抜歯をしなければならない」といったリスクも伴うので、一刻も早く改善対策を行う必要がありそうですね!

 

口臭原因である糖尿病とは

 

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糖尿病と口臭についての関係性がなんとなく分かってきたところで、今一度「糖尿病とは何ぞや?」という基本的なことについておさらいしてみましょう。

 

「なぜ糖尿病になるの?」「糖尿病ってどんな病気?」「糖尿病患者の口臭って特徴的ってほんと?」などなど、ここでは糖尿病について詳しくご説明します!

 

糖尿病になる原因

糖尿病になってしまう原因とは、実はひとつではありません!

 

「生活習慣」「食生活」といった日常に加えて、「遺伝による糖尿病」もあることがわかっています。

 

  • 炭水化物や糖の摂りすぎ
  • 肥満
  • ドカ食い
  • 運動不足

 

上記のような食生活が長く続くことで、糖尿病は発症されるといわれています。

 

糖尿病を別の言葉に言い換えると「インスリン機能障害」ともいえるのではないでしょうか。

 

というのも、糖尿病は「すい臓から出るインスリンの量が少ない」「インスリンが効かない」「血糖値を下げることができない」といったインスリン機能が低下してしまうことで引き起こされるものだからです。
また、親や親族に糖尿病を発症している人がいる場合、そうでない場合よりも糖尿病になってしまう確率は高いことが分かっています。

 

しかし、「糖尿病は遺伝するのか?」というストレートな質問には「半々」と答えることしかできないのが、今の医学の現状。
親族に糖尿病歴のある人がいる場合、「考え方」「食の好み」「生活スタイル」などといった生活習慣が似ていることが多く、その様々な要因の総合結果として糖尿病を発症してしまうことにつながっているから。

 

ですので、家族に糖尿病歴の人がいる場合でも「徹底的な健康管理」「規則正しい食生活」を行うだけで糖尿病になるリスクをぐっと減らすことができるでしょう。

 

  • 糖尿病のよくある症状
  • のどが渇く
  • 口が乾燥して違和感を感じる
  • 尿の回数や量が増えた
  • 尿がやけに泡立つ
  • 尿に糖が混ざる
  • 身体がだるい
  • 手足がしびれる
  • 立ちくらみ
  • 目がかすむ
  • ホルモンバランスが乱れで起こる症状(月経不順や性欲減退など)

 

このような症状は、特に糖尿病の初期状態の頃に見られるものばかり。

 

「最近やたらのどが渇くな…」「なんか口臭がきつくなってきたな…」なんて些細な症状が、糖尿病発症への扉を開く合図である可能性も。

 

糖尿病の口臭はどんな臭い?

糖尿病患者の口臭の特徴はズバリ!「果実が腐ったような口臭」です!

 

これは糖尿病であるがゆえに体内で大量に生成されてしまう「アセトン」とう物質による悪臭なのですが、甘酸っぱく臭い+腐敗臭ということでとってもきつい口臭になっています。

 

口臭や糖尿病について詳しい方だと、口の臭いを嗅いだだけで糖尿病であるか否かが分かってしまうなんてほど、アセトン臭は特徴的な口臭といえます。

 

口臭も予防!糖尿病にならないための予防法

 

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アセトン臭を予防するためにできること…それはまさに「糖尿病を予防すること」と言い換えてもおかしくありません。

 

ここでは糖尿病と口臭をダブルで予防するための方法を4つ、厳選してお届けします!

 

糖質制限をする

糖尿病患者の多くが実践しているという「糖質制限食事療法」とは、血糖値を下げることができない糖尿病患者の特性に合わせて「血糖値が上がる食品の摂取を制限する」という食事療法です。

 

血糖値を急激に上げてしまう食べもの…それは「炭水化物」や「糖」です。糖質制限食事療法では、これらの摂取を控えてたんぱく質中心の食事にチェンジ!

 

血糖値の急激な上昇を避けるので、すい臓の負担を最低限に抑えることができます。

 

糖尿病の治療は「1に食事、2に運動、3に薬」といわれるほど、普段の食生活が重要になってきますよ!

 

糖尿病を発症してしまう前から、上記のような糖質制限を食事に取り入れれば効率よく糖尿病予防につなげることができるでしょう。

 

できれば専門家の監督の下、食事制限を行いたいですね!

 

口呼吸を控える

「常に口が開いている」「鼻が詰まって口呼吸になる」なんてことはありませんか?

 

口呼吸をすることで口内は乾燥しやすくなり、口の中を清潔に保ってくれる働きをする唾液の分泌量を低下させて細菌を増殖させてしまいます。

 

口内の細菌が増殖してしまうことで悪臭ガスが発生するだけでなく、歯周病菌の活動も活発になるので「虫歯」「歯周病」「歯槽膿漏」といった非常にきつい口臭を発生してしまう歯や歯茎の病気につながります!

 

鼻が詰まることで口呼吸になるのなら耳鼻科へ行って根本原因の治療を、歯並びが悪くて口をしっかりと閉じることができないのであれば歯の矯正も考えてみた方がいいかもしれません。

 

口呼吸を控えるだけでなく「唾液をたくさん分泌させる」ことも口臭予防に効果的ですよ!

 

規則正しい生活をする

糖尿病患者の多くが「暴飲暴食」「不規則な生活」「栄養の偏り」などといったライフスタイルでの共通点をもっているものです。

 

不規則な生活を続けることで身体の中のホルモンバランスや自律神経が乱れがちになり、糖尿病のリスクを高めるとされている「ドカ食い」「運動不足」につながり、肥満体型になってしまうケースも…。

 

このような不規則な生活を続けていくことは「糖尿病発症へまっしぐら!」となってしまいかねません!

 

  • 早寝早起きをして体内時計を整える
  • 毎晩決まった時間に就寝する
  • 22時までにはベッドに入る
  • 休肝日を設ける
  • 禁煙する

 

など、できるだけ規則正しい生活ができるように心がけていきましょう!

 

ちなみに、朝日をしっかりと浴びることで「セロトニン」というホルモンが分泌されますが、このセロトニンはメラトニンと呼ばれる「寝付きをよくする」「眠気を誘う」という働きのあるホルモンを分泌させて快眠へ導きます。

 

できるだけ朝は早く起きて、太陽の光を感じるようにしたいですね。

 

適度に運動をする

適度に運動をすることで「血糖値を下げることができる」「肥満対策になる」という、糖尿病発症を恐れている人にとってはとても効果的な予防策といえるでしょう。

 

運動を行うときに血糖をエネルギー源として使用するため、運動をすると血糖値が下がりそしてその効果はなんと翌日まで持続するのだそうですよ!

 

また、運動を続けることで「ブドウ糖や脂肪をエネルギーに変換する力」も高まっていくので、その分インスリンの使用量が減ってすい臓の負担軽減にもつながっていきます。

 

ただし、すでに糖尿病を発症している方は運動をしてはいけない場合もあるため、必ず医師に確認が必要。

 

糖尿病の予防にと運動を取り入れたい人は、「ウォーキング」「スイミング」「ランニング」などの有酸素運動系がおすすめです!

 

30〜1時間程度の運動を週に2〜3回行えば、体調の変化だけでなく外見の変化もみられるはずですよ。

 

口臭対策!糖尿病の治療法とは

 

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ここでは「すでに糖尿病を発症してしまっている人」のために、糖尿病の一般的な治療方法についてご紹介します。

 

糖尿病を発症させている場合、かなり高い確率で「アセトン臭」を発生しているものなので、きつい口臭を一刻も早く改善させるためには真剣に治療に取り組んでいきましょう!

 

食事療法

「1に食事、2に運動」といわれているように、糖尿病患者にとって日々の食生活ほど大切にしなければいけないことはありません!

 

糖尿病患者への具体的な食事療法としては、先ほどご紹介した「糖質制限」が一番効果の期待できる食事療法だといえます。

 

が、「炭水化物は総エネルギーの50%」「バランスの良い食事を」といわれても、なかなか自分ひとりで食事療法を行い続けることは難しいものです。

 

ひとりで頑張りすぎず、かかりつけ医の栄養指導を受けたりしながら日々の食事を見直していってください。

 

運動療法

糖尿病患者にとって定期的に運動をするということは、食事の次に大切なことだともいわれています。

 

運動は「高血糖の改善」「合併症の予防」に効果が期待できるとされているので、できるだけ毎日行ってもらいたいのが本音です。

 

運動療法は一般的に「食後1〜2時間後に、息が少しあがるような運動を長時間行う」ことが推奨されていて、1回の運動は1時間程度、それを週に最低3回は行ってもらいたいとのこと。

 

「そんな時間はない!忙しいのだ!」

 

なんて方はいつもの駅をひとつ手前で降りてみたり、ゲーム感覚で運動できる「ゴルフ」「テニス」などの球技を取り入れるはどうでしょうか?

 

どんな運動にしても「楽しみながらできること」でなければ、長く続けていくことは難しいものです。

 

ぜひ趣味や興味のあるものの中で、運動に結びつきそうなものを探してみてください。

 

薬物療法

食事療法や運動療法で血糖値を正常範囲内に維持できない場合、薬物を使用して「血糖をコントロールする」という治療法が行われることも。

 

この薬物療法には2種類の薬物があり、まずひとつは内服することで血糖値を全体的に下げる働きをする「経口血糖降下薬」、もうひとつはよく聞く「インスリン注射」になります。

 

インスリン注射の場合、基本的に「すい臓からのインスリン分泌量がほとんどない場合」「弱ったすい臓を一時的に休ませるため」というシチュエーションが前提の治療方法。

 

すい臓からある程度のインスリンが分泌されているケースでは、主に「経口血糖降下薬」の内服になるでしょう。

 

糖尿病の口臭にもおすすめ!口臭サプリ対策

 

いかがでしたか?

 

糖尿病を発症してしまうと、食事制限をしたり運動をしたりといった努力が必要になってきます。
それに加えて「アセトン臭」も発生しているのですから、災難のうえに災難が降りかかってきている状態といえますよね!

 

糖尿病患者の特徴である「アセトンが体内で大量に生成されてしまう」ことについては、もはや医療機関で指導を受けながら治療を進めていく以外に道はありません。

 

しかし、糖尿病患者ゆえに引き起こしてしまう「ドライマウス」「口内環境の悪化」からくる口臭には、「歯磨きを入念に行う」「体内の水分量を保つ」などの対策を行っていけるでしょう。

 

また、糖尿病の予防対策に加えて「消臭サプリメント」などを取り入れるのもいいですね。

 

消臭サプリメントに含まれる「乳酸菌」「芳香成分」「消臭成分」といった有効成分が、糖尿病による口臭に身体の中から働きかけてくれるはずですよ!

 

 

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