口臭の種類|臭いの原因を徹底分析

口臭の種類|臭いの原因を徹底分析 | 口臭ラボ

 

口臭に種類があるのをご存知ですか?
その種類を知るだけで、あなたの身体に起きている異変やそれに伴った対策が明確になります。
今後行なう口臭対策にぜひ活かしてください。

 

こんなにある!口臭の種類@ 病的口臭

 

口臭の種類|臭いの原因を徹底分析 | 口臭ラボ

 

歯周病や虫歯、プラークなど

口臭のほとんどの原因は口内にあるとされています。
口の中に生息している嫌気性細菌が、唾液、血液、古くなった細胞、食べカスに含まれるタンパク質などを分解して、臭いの元を作り出し、口臭が生じます。
何も対処しないでいると、食べカスで口臭、歯垢で口臭、虫歯で口臭、歯周病で口臭という順序で口臭は悪化していきます。

 

歯石・歯垢(プラーク)

歯石とは歯垢が硬くなったものです。歯みがきでみがき残した歯垢が、唾液の中のミネラルと結合して、硬くなって歯石になります。
歯についた歯垢は、たった2日間で歯石になると言われています。
歯石自体は害が無くても、歯石や歯垢が口の中に溜まり続けると、口内環境が悪化、細菌が口の中に増殖して口臭の原因となるのです。

 

また、放っておくと、虫歯や歯周病といったさらにひどい口臭の原因となります。

 

虫歯

虫歯が由来の口臭といっても実際は虫歯そのものが匂う訳ではありません。
虫歯になって歯の一部が欠けたり、穴が開いたりして、その中に食べかすが詰まり、そのまま腐ることで発生するガスの腐敗臭が臭いとなるのです。
虫歯が原因の口臭は、魚が腐ったような、チーズが腐ったような、と例えられるように、食べ物の腐敗する臭いがします。

 

また、ひどい虫歯の場合、神経が死んだ歯根膜炎と呼ばれる状態の強烈な腐敗臭も発します。
さらにそのまま放置すると、神経から細菌が入ってしまい歯根の先に膿が溜まり、そこから臭いが発生したりもします。
一方、虫歯治療後にも口臭がひどい場合は、虫歯治療の詰め物が合っていない可能性がありますので、注意が必要です。

 

歯周病

口臭の一番多い原因は歯周病(歯槽膿漏)と言われています。
軽度なものも含めると成人の約80%が歯周病にかかっているそうです。
歯周病は、歯茎が赤く腫れあがる現象で、細菌感染によっておこる炎症性疾患のことです。
歯磨きをすると出血することもあります。
初期症状に痛みはありませんが、進行すると痛みが出てきたり、歯そのものを失ってしまう危険な病気でもあります。

 

歯周病が原因の口臭は、腐った玉ねぎのような臭いや腐った卵のようなにおい、温泉臭に似た臭いがします。
さらに、歯周病が進行すると、歯槽膿漏になる可能性があります。歯ぐきに膿がたまってしまうこともあり、酸っぱくて強烈な臭いがします。

 

舌苔(ぜったい)

舌に何らかのトラブルがある場合も口臭が発生してしまいます。
老廃物や食べ物のかすなどが舌にこびりついたものを「舌苔」(ぜったい)といい、放っておくと、口臭の原因となります。
舌肌の表面には、白または黄色いものが、膜状に着くことがあります。これは、舌の肌の上で生息している細菌が、食べかすや細胞がはがれた死骸をくっつけて作ったものです。
その細菌が繁殖して塊を作り、歯にくっついているプラークと同じようなものを作り出します。

 

プラークは、誰にでもできるもので、健康な人でも舌は多少白くなっています。ところが、唾液の分泌が少なかったり、口呼吸をしていると、口が乾燥し細菌が異常繁殖します。
その結果、舌のプラークが厚くなり「真っ白」になることがあります。それが舌苔(ぜったい)です。
舌苔が発する臭いは、生ごみが腐ったような臭いやドブ臭いにおいです。
舌苔の量が増えると臭いも強くなります。

 

耳鼻咽喉科系疾患

扁桃腺炎や副鼻腔炎・上気道中咽頭がんなど耳鼻咽喉科系疾患が口臭の原因になる場合もあります。
口臭原因全体の約10%ほどを占めると言われているくらいです。
口から口臭がしている場合と違い、耳鼻科疾患が原因の口臭は、喉から鼻に抜けて強い悪臭を感じます。
主な耳鼻咽喉科系疾患は、

 

鼻炎

アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まると口呼吸になり、ドライマウスから口臭に繋がります。
また、鼻汁が多く喉に垂れると喉に細菌が増え、膿栓(のうせん)の原因になり、口臭が発生します。
膿栓とは、喉の扁桃腺近くにできる細菌と白血球の死骸の塊で、別名、臭い玉とも言います。

 

蓄膿症(副鼻腔炎)に伴う後鼻漏(こうびろう)

蓄膿症(ちくのうしょう)の膿自体臭いのですが、蓄膿症で溜まった膿が、鼻汁に混じり後鼻漏(こうびろう)になるとさらに臭いニオイを発します。
さらに喉に細菌が増え、扁桃腺炎(へんとうせんえん)になると、膿栓(のうせん)や膿汁(のうじゅう)も出来るので、下水のような臭いが発生します。

 

咽頭疾患(咽頭炎、咽後膿瘍、咽頭潰瘍など)

これらの疾患も口臭を発生します。のどに細菌が増え、肉の腐ったにおいが特徴です。

 

逆流性食道炎

逆流性食道炎は胃液が食道に逆流してくる病気で、胃液の強い酸が食道の粘膜を刺激して炎症や潰瘍を引き起こします。
逆流性食道炎が原因の口臭は、胃酸の酸っぱい臭いです。
苦くて酸っぱい胃酸のようなものが喉の方まで上がってきて、ツンとした刺激臭を感じます。
普通の口臭とは少し違うので自分でも感じることができるとでしょう。

 

さらに逆流性食道炎になると通常は臭わない胃の臭いが、食道を逆流して口から漏れてしまいます。
ダブルの口臭が、逆流性食道炎の口臭がキツイと言われる要因です。

 

全身疾患

胃の病気 や 糖尿病など、全身疾患によって口臭が起こることもあります。
主な疾患と臭いには以下のようなものがあります。

 

胃がん

ガン患者の呼気には特有の臭いがあるようです。
がん細胞の壊死により腐敗臭などが現れることがあり、胃がんの場合、腐った卵の臭いがするとも言われています。
ガンが進行すると臭い成分が発生し、それが血液中に取り込まれ、肺のガス交換により排出されて口臭が発生するのです。

 

糖尿病

糖尿病の場合、「アセトン臭」という「甘酸っぱい りんごの腐ったような臭い」を発症することもあります。
また、糖尿病の場合、唾液の分泌量が少なくなることによるドライマウスでも口臭が発生します。

 

ストレス

ストレスを感じると、自律神経である交感神経と副交感神経のうち、交感神経が優位となり、唾液の分泌量が通常時の3割減ると言われています。
唾液分泌が少なくなり、ドライマウスになることで口内環境が悪化、口臭が発生します。

 

こんなにある!口臭の種類A 生理的口臭

 

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生理的口臭とは、主に唾液の分泌が減少し、口が渇いて酸性化し、口腔細菌が増殖することからおきる口臭です。原因は病気ではないので、時間の経過や条件が変わることで自然と解消されます。以下のような場合に発生する口臭です。

 

起床時

起床直後の口臭は、誰にでも起こる強い口臭です。睡眠中に唾液の分泌量が減り、嫌気性細菌が増殖し、臭いが強くなります。
硫黄のようなすえた臭いがすると言われています。

 

空腹時

空腹時は、唾液の分泌量が減り、口内細菌が繁殖してしまい、口臭が発生します。
空腹により唾液が減少して生じる口臭は、揮発性硫黄化合物による臭いで、強烈です。
腐った卵のような腐った玉ねぎのような臭いを放出します。

 

緊張時

緊張状態が続くと、唾液の分泌量が減り、ドライマウス状態になります。
ストレスを感じるのとほぼ同様の精神状態になることが多く、ドライマウスによる口内環境悪化で口臭が発生します。

 

思春期

思春期でホルモンバランスが崩れることでも口臭が発生します。ホルモンバランスが崩れ、唾液の分泌が減ったり、ストレスが多くなったりすると、口臭が強くなります。

 

加齢

年令とともに口内環境が変化したり、体の機能が低下したりして、口臭が発生します。主な原因は、唾液の分泌量低下に伴うドライマウスです。

 

更年期

更年期によるホルモンバランスの乱れ、女性ホルモンの減少も口臭に繋がります。
女性ホルモンの減少は唾液の分泌も減らしてしまうので、ドライマウスが原因で口臭が発生します。

 

月経

生理前後、ホルモンバランスが大きく変化、体の抵抗力が落ちて口内の雑菌が増えてしまうために、口臭が発生します。
唾液量の減少によるドライマウス。月経前症候群の1つとして口臭が強くなる人も居ます。

 

妊娠

妊娠すると唾液がアルカリ性から酸性に変わり、虫歯になりやすい口内環境になります
また、妊娠したことによる不規則な食生活も口内環境を悪化させます。
さらに、体温の上昇などによる唾液量の低下で、ドライマウスにもなり、口臭の発生につながります。

 

こんなにある!口臭の種類B 食物由来口臭

 

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食物由来の口臭はその名の通り、食物や飲料からくる口臭のことです。
口内に残った食べカスが直接臭う場合と、臭いの強い食物やアルコールなどが消化される時に、成分が血液中に溶け出し、肺を通して息から排出される場合があります。いずれも一時的なものですが、血液中に溶け込んだ場合は、全て抜け切るには時間がかかることがあります。
原因となる飲食物は主に以下のものです。

 

ニンニクやネギなど臭いのキツイ食べ物

臭いのキツイ食物を食べた後の口臭は体内で消化吸収された臭いが原因の場合が多いです。
ニンニクやタマネギ、ニラ、らっきょうなどの臭い成分は、口内に残った食べかすからも臭いを発しますが、いったん胃に収まり腸に吸収された後、酵素の作用で独特の刺激臭物質が生成され、血液として全身を循環、肺を経由し息となって吐き出されることで口臭になります。

 

アルコール

飲酒によるアルコールの過剰摂取は、体内の水分バランスを崩し、口腔内の唾液の減少を招き、ドライマウスによる口臭を招きます。
また、アルコールを分解する過程で発生する、悪臭をもたらすアセトアルデヒドという成分も原因になります。
飲酒後、血中にこのアセトアルデヒドが含まれることで、肺に入り、呼吸によってこの悪臭が吐き出され口臭になります。

 

コーヒー

コーヒーは口臭予防の効果もあります。ニンニクやニラなどの臭いの強いものに対して、コーヒーに含まれているフラン類と呼ばれる香りに関する成分が、効果的であるとも言われています。
しかし、状況によっては、口臭の原因ともなります。
空腹時にコーヒーを飲むと、コーヒー臭と口臭が混ざって不快な臭いになる場合があるからです。
コーヒーは胃に刺激をあたえ胃酸の分泌を促すため、空腹時と同じ臭いが出やすいとも言われています。

 

また、コーヒーの味と香りは、そのまま舌苔に付くと粘膜にしみ込みやすく、すぐには取れません。
特にミルクや砂糖を入れたコーヒーは、酸性に傾きやすく、唾液による浄化力も不十分になるので、口臭予防の効果を期待してコーヒーを飲む場合は、ミルク、砂糖を入れず、ブラックで飲む方が良いでしょう。

 

タバコ

タバコは、それ自体のニオイ(タール)のほか、タバコに含まれるニコチンが影響している場合もあります。
ニコチンが、体内の血管を縮小させて血行を悪化させ、唾液の分泌機能を低下させるため、口内環境が悪化するからです。

 

こんなにある!口臭の種類C 自臭症

 

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自臭症(じしゅうしょう)とは「精神疾患」の一種で、自己臭恐怖症や自己臭症と呼ばれることもある病気です。

 

特徴

「存在しない臭い」を感じてしまう「幻臭」が現れたり、周りから臭いと思われていると思い込む病気です。
実際は気にするほどでもない口臭でも、相手が鼻をつまんだり顔を背けたりする仕草を見ただけで、自分が臭いを発していると考えるようになります。
自分が臭いと思い込むことで、歯磨きや消臭スプレーなどのニオイケアを「過剰」に行なってしまうこともあります。
うまくいかないことなどすべてを自分のニオイに結びつけてしまいます。必要以上に人とのかかわりを避ける傾向が見られるので、悪化すると対人恐怖症にもつながります。

 

なりやすい人

日頃からニオイに敏感な人に現れやすい疾患だと言われています。性格的には、敏感で繊細、また自分の意見を主張することができず、相手のことばかり考え、本当のことが言えないような人が多いようです。
また、過去に自分の口臭やワキガなどの体臭を「臭い」と指摘された体験がある人の場合は、それが「トラウマ」になって発症することがあります。

 

さいごに

 

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一言で口臭といっても原因は様々です。原因によって口臭のニオイや対策も違ってきます。
結局、単に口内環境を改善させるだけでは、根本的な解決にはならない口臭がほとんどなので、自分の口臭の種類を知った上で、原因に合った対策をとりましょう。
きっと自信が持てるきれいな息を手に入れることができるはずです!

 

 

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